こんにちは。AXIAの阪田です。
先日、次女の進級式がありました。
「パパは来てほしくない。恥ずかしいもん。」と一言。
嬉しさの裏返し。あまのじゃくですね。
女の子によくある成長過程です。

パパはショックなご様子。

少しは成長してくれないかしら。

よくある娘とのやり取り。
算数が苦手で宿題の時は必ず頭を抱えています。
「ママ解らん!教えて!」
「何が解らないのか言ってみて!」
「・・・・・。答え解ってるのに、教えてや!」わが家の定番のやり取りです。
最近は「答えを教えない理由」を理解してくれたのか、このやり取りは減ってきました。この「答えを教えない理由」がカウンセリングの中でも大事なポイントとなります。

教えない理由とは

例えば、答えを教えてあげるとどうなるでしょうか。
早く宿題が終り、遊びに行ける。
効率が良いようには見えます。
しかし、学校で同じ問題を解けるでしょうか!
問題を解くプロセスが解っていないので、たぶん無理でしょう。

これをカウンセリングに置き換えてみます。

カウンセリングに来られる方は悩みの解決や抱えている問題に対する答えを期待されます。
もちろんそのように思う事がダメだとは言いません。
しかし、カウンセラーが期待に応え解決策を伝えてしまう事は、
カウンセリングを終えた後、一層悩みを深めてしまう原因となりうるのです

カウンセリングも子供の宿題と同じで、
解決するためのプロセスを知る事が重要となります。
また、そのプロセスをクライアント様自身で自覚することが大切であって、
カウンセラーはその手助けをする立場ということになります。

AXIAのカウンセリングのスタイル

私達AXIAのカウンセリングのスタイルは下記を掲げています。
 じっくりと話を聴き、まずは理解することを最優先としている
● 表面的な解決ではなく、悩みや問題の解決の課程が心の成長につながるサポートを心掛けている。
● 必要な情報提供、アドバイスを行うため、精神医学、性格学、脳科学など幅広い知識を有してカウンセリングに臨んでいる。

まずは理解すること。
カウンセラーだけでなくクライアント様自身の事でもあります。
話をする事が自己の理解を深める事に繋がります。

自分の置かれている環境、現状、本心、周囲の人の思いなど、さまざまな発見や再確認が、
より一層理解という過程の質を高める事に繋がります。

お互いに理解を深めながら、情報提供やアドバイスなど、状況に合った方法でカウンセリングを重ねていきます。

カウンセリングとは

カウンセリングは、カウンセラーと一緒に自分の悩みと向き合うことによって、悩む力を養う時間でもあります。
悩みを無くすのではなく、悩む力を高めることによって、
問題が再発することや問題を生み出さないこと、悩みが生じても適切に対応できることに繋がります。

悩む力の向上は、その人の精神的な成長でもあるので、
カウンセリングは悩む力を向上して、人生をより良く生きるために活用するものだと理解していただきたいです。

最後に

今回は子育てとカウンセリングを重ねてお話しさせていただきましたが、
宿題でいうプロセスの重要性と、実はもうひとつの狙いがあります。
「要領よく、効率よく」の工夫です。
「遊びに行きたい」という目標に早く到達するために、どのように工夫するか!です。

最初に選んだ方法は母に答えを聞く。しかし却下。
今では、国語、算数、理科、社会、音読。。そして学年が上がり英語がプラスされます。
どのように工夫してこなして行くのか、楽しみです。

 

[template id=”4057″]