こんにちは。AXIAの阪田です。ここ数日の寒さに対して子供たちは「何故、こんなに寒いのに雪が降らないのか?雪遊びがしたい」と言います。
私も子供ならきっとそう思うでしょうね。
しかし実際に降られたら困ります。
積もるなんて事になったら忙しさが倍増!これが大人の事情。

みなさんは「バーンアウト」という言葉はご存知でしょうか?
「燃え尽き症候群」といえば何となくお分かりになるでしょう。

実は私、数日前にあるきっかけで、小さいバーンアウト状態でした。
あるきっかけというのは仕事上でのミスです。ミスの内容は小さなものですが、自分なりに注意し、失敗の無いように常々気をつけていた事なのにミスしてしまった事が原因です。
他者からみれば大した事のないミスですが、自身はショックが大きく、その後は気持ち、行動、言動、全てにおいて「負」でしたね。

バーンアウトとは懸命に取り組んできた事の結果が期待どおりにならなかったり長く続いてしまった時などに、これ以上に頑張る気力をなくしてしまう状態の事。

仕事は満足感や達成感を感じながら進めたいものですが、そこに「理想」と「現実」のギャップは付きものです。
バーンアウトは何かがきっかけで突如燃え尽きてしまうと思われがちですが、日々のギャップから生まれるストレスの積み重ねです。

回避するためには、「妥協する」「諦める」など、こころに逃げ道を作ることが理想ですが、簡単な話ではありません。
私に言える事ですが、私は失敗する事への恐怖感が強く、失敗しない方法を考える傾向があり、妥協や諦めという考えには到底納得がいかない性格です。

では、どうやって回避するのか!

またまた、私の経験談になりますが、
20代の頃、私のミスで何百万という損失を出した事がありました。
終電つづきで、最後は徹夜までした仕事で、お客様からの信頼もようやく築き始めの頃で、達成感に喜びを感じていた時に発覚したミスでした。
社会人になって初めての大きな失敗に動揺し、その後の落ち込みは酷いものでしたよ。
寝れない、食べれない、話せない、笑えない、、ないない尽くしが一週間。
優しい言葉をかけてくれる先輩もたくさんいましたが、最終的には「こんなことで落ち込むようなら、この仕事に向いてないわ。辞めれば。」と言われた一言に救われました。

めっちゃムカついたんですよね。負けたくないと思ったんです。

長々と私の事を書いて申し訳ないですが、要は何が言いたいかは、回避の方法は人それぞれという事です。
当時の私にとっては優しくされる事が苦しさを倍増させる事になっていたんです。
(今は優しくしてもらいたいですけど。。)

人を育成する立場の方にはこのバーンアウトを詳しく理解する必要があると思います。
頑張り屋で会社にとって必要である人材が、突然!という事になるかもしれません。
バーンアウトしてからの回避方法を考える事も必要ですが、日々のコミュニケーションの中で「理想」と「現実」のギャップへの対処方を話し合う事も大切な回避方法だと思います。