AXIAの阪田です。
私事ですが、過去に原因不明の難聴で約3年、いろんな病院を転々としておりました。
薬物治療、食生活や睡眠などの生活改善など、試してみたものの効果なし。
どの病院でも最後には「ストレスが原因」と言われました。
「ストレスって何?思い当たる事なんてない!どうやって治せっていうのよ!」と
叫びたい気持ちで毎日を過ごしていました。
治ったきっかけは不明です。ストレスが解消された実感などありませんでした。

私のように分かり難いストレスというものも確かにありますが、ストレスの原因がわかるのであれば
改善したいものですよね。
今回はストレスについてのお話をさせていただきます。

ストレスの定義

「ストレスがたまってるなぁ」と普段何気なく使っている「ストレス」とは、そもそもどんなものなのでしょう。
ストレスを簡単に言うと「刺激を受けた時に生じる、心や体のゆがみ」のことです。

こころや体にかかる外部からの刺激をストレッサーと言い、ストレッサーに適応しようとして、こころや体に生じたさまざまな反応をストレス反応と言います。
風船にたとえてみると、風船を指で押さえる力がストレッサー。ストレッサーによって風船が歪んだ状態がストレス反応です。

ストレッサーとなる要因は数多くあり、それらが原因で起こりうる異常と心の病・心の問題をAXIAでは下記のようにまとめています。

●精神の異常
うつ、不安障害、パニック発作、不眠、ヒステリー、物忘れ、記憶の錯誤、イライラ、孤独感 無力感 など

●身体の異常
胃痛、アトピー、喘息、頭痛、手足の痺れ、円形脱毛症、自律神経失調症、食欲不振、めまい など

●行動の異常
摂食障害、パチンコ依存、買い物依存、痴漢、万引き、不登校、出社拒否、暴力、爪噛み、抜毛 など

中にはストレスが原因だと把握できていないものもあると思いますが、改善の可能性があるのにカウンセリングに通わず、放置して悪化しているという人も少なくないのが現状です。

良いストレスと悪いストレス

悪者扱いされがちなストレスですが、考え方一つで良くも悪くもなりうるのです。

例えば、夫から手間のかかるお願い事を頼まれた妻。
●妻だったらできるとの期待からお願いされ、妻自身もできるのではと考える。(良いストレス)
●面倒な事ばかり押し付けられ、妻自身はできない、やる気にもならないと考える。(悪いストレス)

プレッシャーや緊張によるストレス(良いストレス)も、人間が活発に活動し成長するためにはある程度必要なものではないでしょうか。
しかし、良いストレスも過剰になれば悪くもなる事も忘れてはいけません

ストレスへの対応

「ストレスがたまってるなぁ」と自覚がある人もない人も、ストレス共に生活する以上、解消する必要があります。
個人によって解消方法は様々で、「これがオススメ!」とは私は言えません。
スポーツで汗を流す方法の方もいれば、家でのんびり過ごす方法の方もいます。
要は、自分に合った解消方法を常に意識する事が大切です。

特に良いストレスへの考え方の人は、隠れストレスが積み重なっている可能性があります。
前述でも言いましたが、過剰になってしまってからストレスの重さに気づくという事に成りかねません。
ストレスがないと思っている方こそ、自身の心と体のケアに目を向けていただきたいです。

最後に

このブログを書きながら、今の自分が感じているストレスと向き合ってみました。
朝起きて(眠たいな~)、着替えて(めんどくさいな~)・・・・。
ご飯食べて(美味しい)、化粧して(よし!!成功!)・・・。
悪い・良いストレスが入り混じり、ストレスだらけ。

ストレスと共に、今日も生きてます。