こんにちは。AXIAの阪田です。

10月も後半。各地で秋祭りが開催されていましたね。私の地元でも先週末にあって次女がだんじりの綱引きに参加させてもらいました。
地元のイベント参加は保育園からの要請なんですが、強制ではなく希望参加。親はあくまで付き添いなので、正直あまり気乗りしませんでした。
しかし「子どものために」の気持ちから参加せずにはいられないんです。

親になった時点から「子どものために」無理をする事、我慢する事が多くなるのは仕方がない事。
しかしその無理や我慢が過度になってしまうと体調不良や心に支障をきたしてしまう場合があります。
そしてそれとは別に「子どものために」が逆に子供に支障をきたしてしまっている事もあるという事
子どもの気持ちになって読んでみてください。

「仮面夫婦」を否定などしません

タイトルにある仮面夫婦。このブログは仮面夫婦にならないように!という内容ではありません
私は仮面夫婦という関係もあっていいものだと思っています
仮面夫婦で夫婦生活を続ける理由は多々あるかとは思いますが、よく耳にするのが「子どものために」なんです。
●片親ではかわいそう。
●経済的に不自由な生活をさせたくはない。
など。
理由は何であれ「子どものために」と夫婦生活を継続しようと思う気持ちは、私からすると立派にさえ思えます
しかし、忘れてはいけないのが「子どもの心情」なんです。

子どもはとっても敏感です

お母さん方は特に納得されるのではないでしょうか。
子どもは両親の会話をよく聞いています。聞いてないようで聞いています。そして良く見ています

仮面夫婦という形を選ぶには夫婦にしかわからない事情があって、子どもにはその事情はわかりません。
しかし目を合わせない、話をしないなどの違和感のある雰囲気を子どもはすぐに感じ取ってしまいます
事情がわからないなりに子どもの心情がどのように揺らぐのかを知っておくべきだと思います

自分のせいなの?

こんな思いをさせる結果にならないように
両親の仲が悪いのは、自分のせいなのかも!?だったら自分がどうにかしなければ!との思いから
両親の顔色を常にうかがい、自分の気持ちを抑え、我慢し、無理をして良い子を演じようとしてしまいます
そのような子どもはいつか限界が来ます。不登校や引きこもり、そして精神的に病んでしまう可能性も考えられます。

「子どものため」と言うのであれば、子ども心情になって夫婦を演じるべきです

子どもは敏感なので全てを隠す(演じる)事は難しいでしょう。
しかし子ども気持ちを考える事だけは忘れてはいけません
仲良し夫婦に比べ心に違和感を感じさせているのは仕方がありませんが、そんな中で出来る(演じれる)事は最低限しなければなりません。
たとえば
●お互いの悪口は子どもには言わない。
●子どもの誕生日は家族で祝う。
●喧嘩は子どもの前ではしない。
●「おはよう」の挨拶は必ずする。
など、仮面夫婦の形を選ぶなら子どもへの影響を考えた徹底した決め事作り、演じ切る必要があります

最後に

このブログを自分で書いておきながら少しショックを受けています。
私は仮面夫婦ではありませんが、頻繁に旦那さんに仮面をつけて接していることを自覚するブログとなりました。
その都度子どもの心情を考えたのかといえば、旦那さんへの自分の気持ちを抑える事に必死だった事しか思い浮かびません。

もう一度言いますが仮面夫婦を否定はしません。しかし仮面夫婦であることを選択するからには「子ども」に関しては失敗しない覚悟で臨んで欲しいと思います。

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