こんにちは。AXIAの阪田です。

先日久しぶりに次女にブチ切れました!
好奇心旺盛で自分本位で行動するタイプ。
少し調子に乗りすぎている所であえてド~ンと怒りに近い心境で叱ります。

「あえて」という表現をする理由は次女のタイプを考慮した、私流の考えです。
好奇心旺盛なのはとても良い事だとは思いますが、好奇心が自分の許容を超えてまでも突き進むタイプなので、どこかで好奇心を鎮めてあげる必要があり、
成長とともに自分で自制できるようにと、定期的に怒りを放ちております。

まだまだ全ての意図が解らない次女は、怒った私の顔の絵を書き「このかおはきらいです」と言葉を添えてプレゼントしてくれます。

「叱らない教育」が流行った頃がありました。
私も見習わなければと思い「実践しようとしては叱ってしまい反省」の繰り返しに疲れてしまった事を思い出します。
叱る・叱らないに囚われすぎている自分がバカバカしく思えて、止めちゃいました!

叱る・叱らないに正解・不正解などはない

叱らなければならない事は叱る、そうでない事は叱らない。悪い事をすれば叱るという単純な話なんです。
しかし、正解・不正解で分けようとするから、母親は頭を抱え、成長した我が子が理想と違った方へ進んだ時に自分を責めてしまうのではないでしょうか!

これは子育てに特化した事ではなく、社員教育にも同じ事が言えます。
私は社員教育に携わっていた頃、後輩とどのように向き合っていたかを思い出してみました。

タイプを見極める・使い分ける

「叱って伸びるタイプ、褒めて伸びるタイプ」という言葉は聞いた事があるとは思いますが、叱ってばかり褒めてばかりではせっかくの人材をダメにしてしまいます。
叱って伸びるタイプは叱った内容について気にかけてあげる必要があります。
褒めて伸びるタイプは褒め言葉の中に厳しさを入れ、現時点に甘んじる事のないよう背中を押してあげる必要があります。

と、言葉にしたところでなかなか見極めは難しいものです。
私自身も今思えば、部下の成長を妨げた行為が多々あったな~!っと、申し訳ない気持ちです。

では、見極める、使い分けるというのはどうするべきなんでしょうか?
私は表情を見るようにしています。笑顔を起点にします。

例えば叱った時。誰でも厳しい表情を浮かべます。その後フォローを入れた際の表情をきちんと見るようにしています。
笑顔が見えるか!それはどんな笑顔なのか!です。
叱られた事を引きずってしまうタイプ(褒めて伸びるタイプ)は笑顔(笑い)が見えても切り替えれず、気持ちが落ちてしまいがちです。
その反面、叱って伸びるタイプは笑顔(笑い)を起点に前を向いてくれます。

皆さん、「よっしゃ~!!」と気合を入れて何かをしようとするとき、顔は笑顔ではないですか?
ちなみに私は玄関の鏡を見て、笑顔で気合を入れるのが日課です。

このように、笑顔を起点と考え、相手のタイプを見極める手段として私は考えるようにしています!

最後に

最初にお話しした次女は褒めて伸びるタイプです。
叱るポイントはとても多く毎日叱られております。
ただ、日々叱った事が成果に繋がるとは思ってはおらず、冒頭に記したようにたまにど~ンと叱った時に効果が出るための起爆剤だと考えています。
褒めて伸びるタイプといいましたが常に褒めているわけでなく、叱りの度合いに差をつけ本当に解って欲しい事が心に留まるようにとの思いです。

今は怒りの手紙を送られてしまいますが、もう少し大きくなった時に成果に繋がって欲しいと願います。
■カウンセリング対応時間:月・水・金曜日(10時~15時開始)