こんにちは。AXIAの阪田です。
皆さまGW疲れ?は解消されましたでしょうか?
私は4日間休みをいただきましたが、夫と子供たちの10連休に付き合う日々でしたので、
いつも以上の疲労感の日々でした。
そんな中普段は観察しきれない子どもたちをじっくりと見る良い機会でもありました。

子どもたちの「しつけ」に関して見直してみました。
一般的に認識されいる「しつけされた子」に我が子があてはまるかというと、
全くあてはまらず苦笑いでしたね。
子育てについて右も左も分からない昔の自分なら
「何とかしなければ」と思っていたでしょう。

「今できなくても、いつか気づいて出来るようになってくれたら」が私のモットーなんです。
なので同じことを日々言い続けていますが、結果を期待しないようにしています。

では本題にもどりますが、今回お話させていただく「しつけ」は
子供たちがスムーズな人間関係を築けるかどうかに関わる内容となります。

自分が・・・ではなく相手が・・・

しつけとは子どもが自分で社会生活を送れるように養育者が導くこと。
過去にブログで紹介させていただいた、自尊心を育てる・忍耐力を付ける等も
しつけのひとつでとても重要な事ですが、
今日お話ししたいしつけは、子どもに言葉で伝え続けてほしい事です。

相手(お友達)がどう思うかを考えなさい。

娘がお友達を泣かしてしまったと先生から報告を受けた事がありました。

トーナメントで戦うスポーツ大会があり、
勝ち進んだ娘が負けてしまったお友達に対し無意識に笑いかけたそうです。
お友達はその後泣き崩れ、理由を聞いてみると負けた事を馬鹿にされたと思ったようです。
娘にすると見当違いで大騒ぎになってしまった事に対して、怒りも沸いてきたようでした。

先生が言う通り娘には非はありません。娘に沸いた怒りも理解できます。
しかし娘に対しての助言は、
馬鹿にされたと思ってしまったお友達を悪く思わないで欲しい。
お友達の悔しい気持ちが、偶然にもあなたの笑顔で火がついてしまったんだと思う。
みんな受け止め方はそれぞれ違いがあって、
こちらに悪気がなくても悪く受け止めてしまったのであれば、
その気持ちを理解してあげる事も大切だという事。

子どもに相手の気持ちを考えて行動しなさい!と言ったところで
すぐに理解できるわけではありません。
養育者は伝え「続ける事」を年頭に、沢山ある「しつけ」のひとつとして
今回の話を参考にしていただきたいと思います。

(と、書きつつも「何回言ったら解るの!!!」って、
ついつい叱ってしまいますよね・・・。)

「生きにくさ」を感じる大人になってほしくない

今回は自分の娘を題材に話をさせていただきました、今の子どもたち皆に
「生きにくさ」を感じて欲しくないんです。
もちろん前述のような「しつけ」が生きにくさを全て解消できますとは断言はできません。
しかし幼少期から教えてあげなければならない
「しつけ」のひとつである事だと考えています。

「そんなつもりではなかった」といった状況は社会に出ると多々あります。
自分本位な考えでしか向き合えない場合、どうなってしまうか考えてみてください。
・相手を攻める事しかできない
・責任転嫁
・自暴自棄

子どもに辛い思いをさせないための「しつけ」。
養育者の責任は重大なんだと、母として再認識することができました。

 

育児相談|カウンセリングによる子育てサポート