こんにちは。AXIAの阪田です。

先日行った公園で見かけた女の子が、ベンチに座るお母さんに「見て~」。
その後お母さんに駆け寄って「聞いて~」。
そして「抱っこして」。

子どもが親に求める愛情こそがこの3つ。
「見てあげてください」
「聞いてあげてください」
「触ってあげてください」

■見ていて欲しいんです
恋愛関係の二人に値するような言葉ですが、
同じというよりはそれ以上なのかもしれません。
恋愛には駆け引きがありますが、親子間の愛情は無償ですからね。

見守っていてくれているという安心感。
見て欲しい時に見てくれるという安心感。

「見る=安心感」があるからこそ、子どもはいろんな事にチャンレンジし、
成功を覚え、いずれそれが自尊心として身につくのです。

■耳を傾けていて欲しいんです
言葉を話す事ができるようになれば、
自分の意志を言葉で表現する事ができます。
その自分の意志を受け止めてくれる安心感を持たせてあげてください。

「聞いてくれる=安心感」があるからこそ、心に気持ちをしまい込む事なく
言葉で表現する事による充実感を得る事ができ、
それを繰り返す事で言葉にしていい事、悪い事の分別を覚えていくのです。

■側にいて欲しい、触れて欲しいんです
子どもは信頼ある親に側にいてくれるだけで安心します。
だからといってずっと側にいる事はできません。
そんな時は触れてあげてください。
頭をなでる、手をつなぐ、抱きしめる等、なんでもいいんです。

「触れる=安心感」があるからこそ、子どもは親の愛を感じられるのです。
子育ての日々の中、イライラして子どもに当たってしまう事も
たくさんあるでしょう。
自分を責めないで!
そんな時は、当たってしまった後に子どもを抱きしめてあげてください。

自尊心(自己評価、自己価値)の成長に繋がります

子育てにマニュアルなどありません。
それぞれの子どもに合った子育てをする事がベストなんだとは理解しています。
しかし、あえてマニュアルがあるとするのであれば
「見て・聞いて・触って」なのかもしれません。
親との関わりで得られるこの3つの要素の積み重ねにより、
バランスのとれた自尊心を得られる結果となります。

↓下記のブログもぜひご覧ください。
性格心理学 ~狭義の性格で重要な養育(愛情)とは何なのか~

 

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