こんにちは。AXIAの阪田です。

先日以前の職場の先輩の話を聞いて考えさせられました。
先輩には学生時代から20年以上の付き合いのある仲良しグループを持っているそうですが、
先日その一人に言われた内容にびっくりしたそうです。
「○○ちゃんに学生の時に言われた言葉に傷ついて、それから実はずっと苦手で、
これからは距離を置こうかと思っているの」
先輩の頭に浮かんだのは「今更!!!」の一言。と同時にたった一度傷つけられた事で
他人を嫌いになることってあるの!?という事だったようです。
見えない背後で色々な気持ちの揺れがあった結果、距離を置く発言へと至ったんだとは
思いますが、困惑する先輩にエニアグラムの話をし先輩なりに解釈してみるとの結論でした。

過去に何度かエニアグラムの事についての話をさせていただきましたが、
主に自分を理解する方法として知識として知っていただきたいとの話でした。
今回は自分とは違う考えの相手を理解するために活用する方法として
お話させていただきます。

エニアグラムの説明については過去ブログを参照ください。
エニアグラムに基づく生まれつき性格(気質) ~「悪い性格」の人などおりません~

エニアグラムに基づく性格学 ~あなたは自分の「生まれつき性格」をご存知ですか!?~

自身と相手の考えの相違を理解できるようになります

エニアグラムで自分の性格を知ることができれば、他の人はどんな性格だろうと
興味を持ちませんか?
まずは興味本位でいいんです。自分の性格と比べて相手はどうだろうと探ることが
相手を理解することにつながるでしょう

相手の性格・特徴を知ればその人に合わせた言動をとることができ、
スムーズなコミュニケーションに結び付ける事ができます

また相手が悩んでいた場合、その悩みをあなたが解決する立場になるかもしれません
つまり、相互理解を深めて良い人間関係を作っていくうえで役に立つツールとして
考えられます。

専門職だからこそ、エニアグラムの知識の導入を

アメリカではエニアグラムの認知度が高く、日本でも社内研修などで様々な企業が
導入しています。
企業内でのコミュニケーションツールとして高い評価を得ているようです。
だからこそ、専門職での導入を願います
専門職といっても数多くありますが、「専門性の高い人が多く集まってする職業」の事を
今回は言います。
たとえば看護師・介護士、教師、保育士、幼稚園教諭、美容師などです。
一人一人が自身の専門知識(プライド)を持ったうえでコミュニケーションが必要な職業
言えます。
上司・部下の関係以上にトラブルに発展する事が多いのではないでしょうか!?

言葉を選ぶという意識が芽生えます

「自身とは異なるタイプの人と一緒に働いている」という意識から、
相手の専門知識(プライド)に対しての言葉を選ぶことができるという事です。
その他にも「仕事への取り組みや感じ方の違いがストレスを生む事も多かったが、
個々のタイプの違いが理解でき、違っていて当たり前だと思える事ができ、
相手を素直に受け入れる事ができるようになった」との声もあるようです。

スタッフ同士のトラブルが絶えない、スタッフの定着率が安定しないなどの悩みを
抱えておられる方々はぜひエニアグラムの知識の導入をご検討ください。

最後に

その後、先輩なりにどのように解釈したのかと聞いてみました。
友人の仲を取り持つ訳でもなく、お互いの意見を尊重しつつ見守るとの事。

先輩は「調和タイプ」なんです。
うまくバランスをとってくれそうです。

■カウンセリング対応時間:月・水・金曜日(10時~15時開始)