こんにちは。AXIAの阪田です。

先週保育園の最後の個人懇談がありました。
担任の先生は長女もお世話になった先生で、子育てのヒントを沢山いただきました。
とても感謝し、そして尊敬できる先生です。

その先生に言っていただいた一言がとっても嬉しかったんです。
「お母さんは長女・次女をよく見て、観察してますよね」と。

子育てが手探り状態だった頃は本やネットを見て、いろいろと観察もしました。
でも観察するべき対象は子どもなんですよね。
では、どう観察したらよいのでしょうか!
そのヒントとなる「大人タイプ」「子どもタイプ」の話をさせていただきます。

子どもへの適切な対応ができます

大人タイプとは保護者を必要としない、自分の思うようにやりたいという気持ちが
優位に立つタイプ

子どもタイプとは保護者を必要とし、褒められたい・認められたい・受け入れられたい
という気持ちが優位に立つタイプ

真反対とも言えるくらいの違いがあります。

人間の性格は大きくわけて大人タイプと子どもタイプに分ける事ができます。
自分の子どもがどちらのタイプなのかを知るだけでも、褒め方・叱り方に
変化を持たせることが可能となります。

また、しつけや教育方法にも活用できます。

■大人タイプのこども
失敗がバネになります。
本人の意思を尊重し、子供扱いしない。自主性に任せる。
刺激を与え、熱心になれることを探してあげましょう。
親に求めているのは優しさよりも厳格さ。悪い事をしたら叱る必要があります。
世間や社会で、もまれる事により成長できます。
他者に育ててもらえるように小さいうちから最低限の礼儀作法や社会のルール、
物事の善悪をしっかり教えておきましょう。
小さい頃から習い事や野外学習など、幅広く様々な社会体験をさせると良いです。
本人の求めに応じて、可能な限り書籍などは与えてあげる。
望むのであれば早めに一人部屋を与えても良いです。

■子どもタイプのこども
失敗すると自信を失ってしまいます
緊張しやすい面があるのでのびのび育ててあげましょう。
家庭が癒しとやすらぎの場であることが望ましいです。
可能な限り怒ったり叱ったり脅したりしないようにしましょう。
父親は頼もしくて優しい存在であることが望ましいです。
母親は優しく面倒見の良い存在であることが望ましいです。
親の影響を受けやすいので、子供の前でオロオロした姿を見せないようにしてください。
得意なこと、好きなことを見つけられるように手伝ってあげましょう。
社会体験をさせる際は本人に余裕があるかどうかを見極めて、
子供が失敗しないように準備してあげると良いです。
子供に温かな関心を寄せ、うまくできたらたくさん褒めてあげましょう。
できるだけ一緒に遊んであげるなど、楽しませてあげると良いです。

親である自分のタイプを知る必要があります

子どものタイプを知ったところで自分自身もどちらかのタイプの親である事を
忘れてはいけません。
■大人タイプの親
過保護になりやすい。逆境に強いことが多く、多少イヤな事があっても
気持ちを切り替える事ができます。
したがっていつまでも泣いている子どもにイライラとし、情けないと感じ、叱り続けしまい、
子どもを落ち込ませる結果となってしまいます。泣くことにはきっと理由があると考え、
客観的に見る事を心掛ける事が大切です。
■子どもタイプの親
子育てに自信を持ちにくい。しかし自分の直感をやみくもに信じる事はせず、
的確な情報収集と他者の意見に耳を傾ける事により、
立派な子供を育てられる可能性を秘めています。

最後に

今回紹介させていただいた内容は性格を2つに分けて見るという、
ある意味大雑把な考え方とも言えます。
しかし子育てに緻密な計画など立てる事はできません。
大雑把な考え方を積み重ねる事で的確な動きや考えが可能になると
考えていただきたいと思います。

 

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