こんにちは、AXIAの阪田です。

好奇心旺盛な人を別な言い方をすると楽しい事が大好きな人とも言え、
楽しい事を見つける才能を持った人とも考えられます。
楽しい事を見つけそれを実現するための集中力は、
とても力強くエネルギーに満ちていると言えます。
たとえ苦しい状況に追い詰められたとしても、
楽観的な気質によって良い考えへと気持ちを切り替える事ができ、
同時に周りをも明るくさせる事ができるのです。

しかし、タイトルにあるように「飽き性」である事が残念な結果を生んでしまう事があります。
好奇心を満足できたら終了!次の好奇心を探すアンテナが立ってしまうのです。
したがって好奇心を一緒に賛同し、楽しんでいた周りの仲間たちは拍子抜けしてしまうのです。

飽き性の本性とは何!?

好奇心旺盛な10代後半の男性の話です。
彼はいつも楽しそうに見えます。
彼を取り巻く友人も楽しそうに見えます。
社会人になってからの彼の好奇心の旺盛さは変わる事なく
様々な趣味を楽しんでいる様子でした。
そして彼は30代後半まで、職を転々とする人生を送っていました。

彼が40歳をもうすぐ迎えようとする頃に、彼と彼を取り巻く関係者の方と
話をする機会がありました。彼がなぜ転職を繰り返してたのか!?
彼は全ての職場でトップクラスの成績や功績を残してきたそうです。
それも並外れたエネルギーと発想力によるスピード出世にかなりの高評価を得たそうです。
そしていつも突然の退職。

彼にとって20・30代は仕事に好奇心を求めていたようです。
「皆から高評価をもらい、認められる存在」になった事が好奇心を満たす最終地点となり、
それ以上の楽しさを見いだせず、飽きが生じてしまったのです。

彼の能力は羨ましい部分も多い反面、マイナス要素も沢山抱えています。
楽観的な気質に加え自立心もあり、自身の考え発想で何とでもなるとの考えが備わっているため、
周りの困惑に目を向けない・気付かない傾向があるのです。
好奇心の低下により、自身に賛同・協力をしてくれていた人に
迷惑が掛かる事など気にも留めないのです。
また、迷惑が掛かる事が解っていても大したことではないと考えてしまうのです。

そしてもうひとつが責任を課される事を嫌う傾向があります。
彼の飽きの根源はまさにこれだったのでしょう。
仕事が出来るようになるたびに責任も大きくなってきます。
楽しい事だけで毎日を埋めたい考えが強すぎて、責任感の重圧からはついつい逃げてしまうのです。

責任の大切さを教えてあげましょう

好奇心旺盛な人は生まれつきの気質ですので変えようがありません。
では、自身の子どもが好奇心旺盛なら、どうするべきなのでしょうか。

・欲しいと親にねだり、買ってもらった事実に満足し、手にしたけれど、ほったらかし。
・親が子どもが喜ぶだろうと買ったが、子どもは好奇心をそそらなかったので、ほったらかし。

特別に好奇心旺盛でなくても、よくある子どもの風景です。
こんな風景のひとつひとつに責任の大切さを助言してあげる必要があるのです。

・欲しいと言った以上、大切に扱いなさい。
・親があなたのためにと買ったもの。その気持ちは解ってあげなさい。

小さい子どもに解るわけがないと思われるかもしれませんが、
何度も繰り返し言い続ける事が大切なんです。

だって・・・好奇心旺盛な子は楽しい事はすぐに頭に入りますが、
嫌な事は楽観視して聞き流してしまいますからね!!

↓ 下記も併せてご覧ください
性格を変えたいという相談

 

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