AXIAの阪田です。
小学校の高学年になると、運動会で応援団参加の募集があるようです。
娘が希望して応援団に入れたと、ちょっと恥ずかしそうに報告してくれました。

成長とともに思うこと。
私に似てきました。
嬉しい気持ちもあるが、不安も積る。
私に似ているという事は、私の過去を思い返し、苦労するポイントも一緒なのだろうかと思ってしまう。
考えすぎ!だと言われそうですが、子供の事ですからどうしても過剰に気持ちが動いてしまいます。

先日、AXIAスタッフの蔵野まどかがブログで紹介しました「自分が正しいと思っている母親について/
同スタッフとしてではなく、カウンセラーとしてでもなく、子供を持つ母親として目を通しました。
常日頃、「自分の考えが全て正しい」と思ってはいませんが、そのように思い込んでいるだけなのかも!と頭を過りました。
今回は母親として違った見解で書かせていただきます。初めて子供を産み母親になった際、皆さんは子育てにどのように向き合いまいしたか?
本やネットを見る、親・姉妹・友人などに話を聞くなど、勉強された方や自己流でがんばろうとされた方など様々でしょう。
皆、自分なりに考え、実行されておられるかと思います。

子供の成長とともに母親としての経験も積み、自信もついていきます
しかしその自信こそが子供にとって悪影響になっているかも!と考えた事はありますか?
そうならないためにも、今一度自分の子育てを見直してみてはいかがですか!

言っても無駄だと覚えた子ども
(ブログ①サブタイトルより)

子供の成長ひとつひとつを目にするたびに、母親も子育てへの自信がついていきます。
母親の愛情を一身に受けとめてくれる幼少期の頃は、母親も同じように一身に愛情を注ぐことは良いでしょう。
しかし、子供は成長とともに自我も成長することを忘れてはいけません

「これしたい!」「あれしたい!」「これ食べたい!」「あそこ行きたい!」
自我の成長と共に次から次へと要求が増えていきます。
母親としては子供の事を第一に考え、子供にマイナスな事であればNOを出してしまいがちです。

自我の要求を子供を思うあまりに否定する事が日常になってしまうと
子供が「言っても否定される。無駄だ。」と認識し、自我を封鎖してしまう結果となってしまいます。

「子供の目線に自分を下げて向き合う」
頭から否定するのではなく、目線を落として耳を傾けてあげる事
それが自我の尊重、そして成長に繋がるのではないでしょうか。

今更 母は変わらないという考え
(ブログ②サブタイトルより)

自身の母を題材にしてお話しさせていただいます。
私は母親の事は好きです。愛情も十分に注いでくれたと思っています。
その反面、許せない所も大嫌いな所もたくさんあります。

そんな母とどう付き合っているのか?あらためて振り返ってみました。
タイトルにあるように「今更 母は変わらない」です。
これを理解しているからこそ、程良く距離を置いて付き合っています。

母は自分が正しいと思う人ではなく、むしろ自分に自信がなく相手に委ねるタイプの人です。
それが良かったのか、私の自我の成長を妨げるような事はなかったのかもしれません。
自分で考え、行動する事が当たり前の日常だったからこそ、
相手に何かを求めるのではなく、自分が変化する事が楽である事を身に付ける事ができたのだと思っています。

最後に

このブログを書く際に頭を過った事がひとつあります。
ゾウの子育てです。
半年程経つと子供を突き放し、自立を促します。
厳しい自然の中生きてゆくためには早い自立が必要だからです。
親たちは子供のために子離れするのです

子育てをするにあたり、日々後悔の連続です。
しかし、母親業は完璧でないほうが良いのではと私は思います。
子供の自我の成長の妨げにならぬよう、子供目線を意識すること、
そしてゾウの子育てを参考に!